院長が勤務医時代に作ったサイト
リュープリン投与を続け3年余りはPSAが測定不能のレベルを続けていました。
Q.76歳の父が4年前に未分化型前立腺癌として前立腺および両側睾丸摘出術を受けました。
(リンパ節転移が1箇所ありました。)その後リュープリン投与を続けており、3年余りはPSAが測定不能のレベルを続けていました。昨年秋頃から0.03,0.06,0.09,0.08と上昇傾向にあるということで、2週間前に膀胱鏡検査を受けました。断端、膀胱は全く問題がないので、転移がある可能性があるといわれ、以下の薬が開始になりました。ホンバン、UFT、フランドールテープ、タガメット、エパデールカプセル。いくつかの前立腺癌に関する雑誌の特集などを見てみましたが、この程度のPSA値で76歳に対してそこまでやるようにと記載したものがありません。遠方でなかなか主治医の先生にお話を伺いに行けないので、その前に、先生のご見解をお教えいただけるととてもありがたいと思います。可能であればご教示をお願い申し上げます。
A.再発がレントゲン検査などで確認される前に、 PSAの再上昇が見つかるようにな
りました。これをPSA Failureといいます。この時期にどこまで治療するか、まだ統一のマニュアルはありません。
Q.早速のPSA failureに関するご教示ありがとうございました。
もう少し勉強してみます。
これからもよろしくお願いいたします