木村泌尿器皮膚科

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経直腸式で針生検と超音波診断を実施するとのことです。


Q.57歳になったところです。

父

数年前から尿の頻度が高くなっていました。父親も前立腺肥大を切除してもらった(80歳頃、癌ではなかった。現在は故人)こともあり、タカをくくって、自分も「辛抱が出来なくなったら手術してもらおう」とばかりの気持ちでいたのですが、新世紀に入って膀胱の辺り(または恥骨の辺り)とソケイ部より下から腿辺りに鈍痛を覚え、これはおかしいと思って、隣町の市民病院の泌尿器科を訪問し、受診していただきました。2001年1月23日血液検査とエコーで見てもらいました。同2月6日検査の結果が判明、PSA5.2前立腺体積45CCとのことでした。担当の医師から「PSA値が少し、高いので針生検をしましょう。」とのことでした。2月16日に経直腸式で針生検と超音波診断を実施するとのことです。癌が不安で少しパニックに陥って不眠症にかかっているのですが、一番気がかりなのは恥骨辺りの鈍痛が消えずに、ますます痛みがはっきりしてきていることです。この痛みのために不安が消えません。「ひょっとすると骨転移もあり得るかな」と思うとますます不安に駆られます。転移が進行する前に、検査をとばしていただいて、今すぐにでも前立腺全摘出手術をお願いしたいと思うのですがいかがなものでしょうか。(それとも骨シンチなどの検査も申し出た方が良いでしょうか。)それと、もう一つ希望していることは、血液検査や病理検査を当該病院ではなく、外注しているような気がするのですが(日数がかかりすぎることから勝手に思いこんでいるのかも分かりません。でもそんな気がします。)とにかく恥骨付近の痛みのためにパニック状態となっている現在です。アドバイスをいただければ幸甚です。

前立腺針生検

A.たとえ針生検でガンと判明しても、前立腺全摘出手術は2,3ヶ月先になるのが普通です。