木村泌尿器皮膚科

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内分泌療法をしても長くて1年半位の余命


Q.父(63歳)が先日の11月21日に泌尿器科での検査を受け、
PSA=500
stage=D2
低分化型でたちの悪い前立腺ガン
であり、何もしなければ3ヶ月もしないうちに歩けなくなり、内分泌療法をしても長くて1年半位の余命ですと診断されました。
父

あまりの突然の告知で、頭の中が混乱してしまい、とりあえず担当医の勧める内分泌療法を受けさせる事にはしたのですが、その後色々な資料等探していると、かなり内分泌療法は効果が期待できるような記事を多岐に見受けることができました。
しかし、気になったのが、担当医の説明にあった
「低分化型でたちの悪い」
「内分泌療法でも3ヶ月位は凄く効くと思うが、その後は効かなくなる可能性が有る」
と言う言葉であり、 医学辞典(普通の本屋に置いてあるやつ)等で調べてみても、この分化度については説明を探す事ができず、たどり着いたのが先生のHPでした。
グリーソンスコア

先生のHPのQ&A等で分化度と言う言葉が出てきますが、イマイチよくわかりません。
この、低分化型だと何がどうたちが悪いのか?
   内分泌療法の効果とこの分化度に関連があるのか?
   低分化型でも有効な治療法は無いのか?
についてご説明頂ければ、大変助かります。
素人の私たちにとって、担当医の説明は親切丁寧なのですが、一度に説明を受けたもので、混乱してしまい、医学用語も難解で後になって色々な不安や疑問を自分なりに消化しようと躍起になっております。 ここでメールされるのは、この様な状況の方が多数だと思いますが、本当に医学関係のHP(特に専門医の方の意見を直接聞けるもの)はありがたいものです。

A.分化度と内分泌療法の関係についてのページをご覧下さい.