日本泌尿器科学会が新しい専門医制度にも対応した学会員向けの総合的な教育関連サイトJUA academyを立ち上げました。
JUA webinerの第2回を視聴しました。
2回目は尿路上皮癌の画像診断でした。
前半は上部尿路のCTウログラフィーについて。
3次元情報に、造影剤を入れてからの時間軸を加えれば、4次元情報が詰まっています。
どこが見たいのか、はっきり意識していないと、見たいものを撮影できません。
後半は膀胱癌のMRIによる浸潤度判定。
MRIは断面を任意に選べますから、腫瘍基部を垂直に切るような断面を設定しないと、正確な診断ができません。
撮影する人が、見たい場所を意識しながら撮像しないと、いい写真が撮れないのは、超音波と同じでした。
2017年10月4日