日本泌尿器科学会が新しい専門医制度にも対応した学会員向けの総合的な教育関連サイトJUA academyを立ち上げました。
先月、京都で学会が開かれました。
でも行きませんでした。
機構認定の専門医更新を目指していないので。
学会認定の専門医のポイントはすでにゲットしているので。
日記ネタにe-learning。
2016年の東部総会での卒後教育プログラムを視聴しました。
救急処置が必要な血尿について。
放射線性膀胱炎による膀胱出血の話と腎部分切除後の仮性腎動脈瘤からの出血。
この2つの医原性出血の話が印象に強く残りました。
IMRTや重粒子線治療などで、放射線で前立腺を狙い撃ちできるようになっても、
非常に低い頻度でも、難治性の放射線性膀胱炎は起こります。
ダヴィンチでの腎部分切除後にも仮性動脈瘤からの出血は一定の頻度で起こるでしょう。
放射線科医による、血管塞栓術で対処できる症例ばかりではありません。
泌尿器科医よる手術介入も必要でしょう。
そういう合併症にも対応できる医師をたくさん育てて各施設に配置する必要があるのか、
合併症専門のセンターを少数作ることになるのか、そんなことを考えていました。
2018年5月1日