泌尿器科医・木村明の日記

シルデナフィルの院外処方開始


シルデナフィルを院外処方します。

先発品の日本での特許が2014年に切れました。 インド製のジェネリックはすでに出回っていたようですが。

薬の構造式が特許か、は国によって判断が違うようです。 ネズミのぬいぐるみをミッキーとして著作権を認めるか、みたいな感じなんですかね。

とにかく、日本のメーカーもシルデナフィルを製造販売できるようになりました。 東和薬品がすでに販売していて、あと3社(陽進堂など)もまもなく販売開始するようです。

東和薬品はOD錠(コーヒー風味とレモン風味)、陽進堂は錠剤、といった違いもあります。 それらすべてを当院で用意することはできません。 在庫を抱え過ぎて、期限切れのリスクがあるので。

なのでシルデナフィルについては、院外処方とすることにしました。 1回10錠までの処方です。

当院での診察料は初診料+処方箋料(3970円・2剤処方は+20円)または再診料等+処方箋料(2180円・2剤処方は+20円)です。

当院が入っている医療モール1階の薬局メディクスにお願いし、 シルデナフィル50mgを置いてもらえることになりました。

薬局メディクスでの支払いは、薬局メディクスのサイトをご覧ください。

2014年7月16日時点では、1錠900円で、基本料の1330円が加算されます。 再診で10錠処方したら、1錠あたり1228円です。

当院の処方箋はどこの薬局でも有効ですが、 他の薬局が扱っているのか、いくらかは、患者さん自身がお調べください。

シルデナフィルの副作用

主な副作用として、ほてり、潮紅、頭痛、消化不良、腹痛、動悸、視覚障害(彩視症・色彩異常)などが報告されています。

2014年7月18日

タダラフィルの院外処方開始


タダラフィルを院外処方します。

先発品の日本での特許が2020年に切れました。

沢井薬品が2020年3月19日にタダラフィル錠20mgCI「サワイ」を発売、3月26日からタダラフィル錠10mgCI「サワイ」を発売します。

それ以外の複数の会社がジェネリックの発売を準備中です。

それらすべてを当院で用意することはできません。

在庫を抱え過ぎて、期限切れのリスクがあるので。

なのでタダフィルについても、シルデナフィルと同じく院外処方とすることにしました。

1回10錠までの処方です。

当院での診察料は初診料+処方箋料(3970円・2剤処方は+20円)または再診料等+処方箋料(2180円・2剤処方は+20円)です。

タダラフィルの副作用

主な副作用として、ほてり、消化不良、筋肉痛、頭痛、持続勃起症、勃起の延長などが報告されています。

2020年3月18日

バルデナフィルの院外処方開始


バルデナフィルを院外処方します。

先発品の日本での特許が2020年に切れました。

沢井薬品などがバルデナフィル錠20mg・10mgを発売し始めました。

それ以外の複数の会社がジェネリックの発売を準備中です。

それらすべてを当院で用意することはできません。

在庫を抱え過ぎて、期限切れのリスクがあるので。

なのでバルデナフィルについても、シルデナフィルと同じく院外処方とすることにしました。

1回10錠までの処方です。

当院での診察料は初診料+処方箋料(3970円・2剤処方は+20円)または再診料等+処方箋料(2180円・2剤処方は+20円)です。

バルデナフィルの副作用

主な副作用として、頭痛、ほてり、鼻閉、動悸、消化不良、めまいなどが報告されています。

2020年8月17日