トビエース講演会＠崎陽軒本店
昨日は崎陽軒本店で、トビエースの製薬メーカー主催の過活動膀胱講演会がありました。
トビエースに期待していたことは３月のブログに書きましたが、 すでに５種類以上ある薬に替えて、トビエースを処方するメリットを感じられず、 というのは、新薬は発売後１年は２週間処方しかできないからですが、 私も２例に処方したきりでした。
で、どんなメリットがトビエースにあるのか勉強すべく、 診療終了後、横浜駅の崎陽軒本店での勉強会へ。
講師は過活動膀胱では有名な先生。 まずは、海外の治験データの説明。
デトルシトール４ｍｇよりトビエース４ｍｇのほうが効果が強いというデータがあるんですね。 トビエースは分解されてデトルシトールと同じ成分になるんで、 デトルシトール４ｍｇとトビエース４ｍｇとは同等かと思っていました。
続いて、その先生の使用経験の説明。 他の抗コリン剤、β作動薬、すべてが無効だった人にも有効だったとのことでした。
３月のブログにも書きましたが、 デトルシトールとトビエースは「眼圧が調整できない」閉塞隅角緑内障だけが禁忌。 緑内障で眼科通院中の人（は眼圧が調整できているはず）にも処方できます。
2013年8月1日の院長ブログ原稿