泌尿器科医・木村明の日記


季節性インフルエンザワクチン接種のご案内③


先月から始まった季節性インフルエンザワクチン接種。

この1ヶ月は、昨年度に当院で予防接種を受けられた方のみの予約を受け付けてきました。

用意できたワクチンの量が極めてわずかのため、このような規制をさせていただいてきました。

まだ確定ではないのですが、季節性インフルエンザワクチンが少量ですが追加入荷される見通しとなりました。

入荷したら、昨年度に当院で予防接種を受けられた方以外にも接種できるようになる可能性が出てきます。

入荷して余る事が確定しましたら、院内掲示で案内させていただきます。

余るのは本当に若干名分だけなので、インターネットで不特定多数の人に発信すると混乱を起こすだけと考え、

ブログでの季節性インフルエンザワクチン接種のご案内は、今年度はこの③が最後となります。

このブログは最近300を越えるアクセスがありますが、検索キーワードは、インフルエンザ・季節性インフルエンザなどです。

毎日季節性インフルエンザワクチンについての電話がかかってきます。

このブログをお読みになった方の中には、電話で問い合わせをされる方もおられるかもしれませんが、

「まだ追加分は入荷していませんので、今のところ、昨年度に当院で予防接種を受けられた方のみの予約とさせていただいております。」

としかご案内できませんので、よろしくお願いします。

入荷し次第、待合室に掲示します。

院内での掲示のみとし、その掲示を見て希望された方から順番に行う方式を考えています。

掲示を見られた方が、その場にいない人(家族・知人)の予約を希望された場合の対応をどうするか、

院内での掲示開始後にかかってきた電話にどう対応するか、電話予約を受けるのか、

については、はっきりとは決めていません。

去年より入荷数が少ないのに、去年受けていない人にも可能になった理由は、すでに他の医療機関で受けたなどの事情で辞退された方がおられるからですが、

去年接種された方でまだ連絡のない方の半分以上は、当院に定期的に通院中ではありません。

尿路感染症(膀胱炎性感染症)などで、かかられたついでに、院内掲示を見られて、とっさに受けられた方もおられます。

その方々が、今年も当院での接種を希望されるかどうかはわかりません。

泌尿器科を受診した事は家族に秘密かもしれませんから、こちらから連絡は取れません。

なので、昨年度に当院で予防接種を受けられた方をいつまで待つべきかについても、そう遠くない段階で決断する必要があります。

天地人ではありませんが、義を貫く事は非常に難しく、

インフルエンザワクチン分配の公平さを期すばかりに、

当院通院中の患者さんの通常の診療に支障が出てはいけません。

診察開始時刻に、接種希望の方で行列ができないよう、

診察開始時刻に、電話が殺到しないよう、

弾力的に運用したいと思います。

行列ができては困るのです。余るとしてもほんの僅かなので、行列の最初の方でおしまいになってしまいますから。

まだ入荷していない段階で、このことに触れたのは、10月16日のブログで、「11月6日のブログに続く」と予告しておいたからです。

先程も書いたように、ブログでの季節性インフルエンザワクチン接種についてのお知らせは、今年度はこの③が最後となります。

昨年度に当院で予防接種を受けられた方を待ち続けるのをやめるときも、お知らせページを書き換えさせていただくだけとし、ブログでアナウンスはしません。

コメント欄に質問をお書きいただいても、お返事できませんので、よろしくお願いします。