泌尿器科医・木村明の日記


漫遊:美田:ボジョレ


昨日は8時半に家を出て、青葉区役所から、鶴見川沿いを精進橋まで。


区役所通りの架橋工事がいよいよ始まりました。それに伴い、青少年サイクリングロードの通行止めは平成22年3月までに再延長されました。


緑道には距離表示サインが復活しました。


これが2月に撤去されたもの。500m毎タイムを計りながら走るマリーナさん、良かったですね。

クリニックに寄って、水曜日に患者さんから頂いたシュークリーム(くノ一に分配忘れ)を持って、ライフアンドシニアハウス港北へ。

雨が降り出したので、センター北駅からブルーライン。電車に乗ったおかげで、


センター北駅の階段脇の看板は古いバージョンで、銀座キャンドルの名前が出ていないことに気づきました。

作り治す必要はないことがわかりました。


あざみ野南4丁目では土地の分譲が始まっていました。

雨のため、午後は会計事務所にこちらから出向き(予定では来週の昼休みにクリニックで)、10月分の会計チェックをしてもらいました。

最近交代した担当者から、「院長の希望が分らないので、どんな助言をしてよいか分らない。」と言われました。

「もっと収入を増やしたい、という希望があれば、患者数を増やすために、広告を見直すとか、

「人件費を抑えるために、ローテーションを効率よくするとか、

「いろいろ提案できるのですが、

「生活費が稼げればよい、ということであれば、現状でよいわけです。

「ブログを読んでいても、でっかいベンツを乗り回すようになりたい、というご希望があるようでもないですし。」

金持ちになることを目的にしている開業医がいるとすれば、その目的は、Sクラスのベンツに乗るためではなく、自分の子孫に富を残すためでしょう。

子供に生存し続けてほしいと願うのは、自分のDNAを残すため。

秀吉が秀次を切腹させたのも、自分のDNA(秀頼)を残すため。

性欲と同じぐらい本能的な欲望です。

「う~ん。では、娘に相続させることができるような、自前のクリニック建設を目指しましょうか。」なんて雑談をして定例ミーティングは終了しました。

仮に私が自前のクリニック建設というのを人生の目標にするなら、生活費以上に稼いで、毎年1~2千万円貯蓄して、10年後に夢を叶えるわけです。

もし私がそのような夢を持ち、それを叶えるだけの実力と運があると、開業医の平均年収を引き上げる役目をすることになるわけですが、

今の私を含め、多くの開業医は、勤務医とそんなに差がない稼ぎで生きています。

一部の「有能な」開業医が平均値を引き上げているだけです。

「有能な」人たちは寝ずに頑張っていて、平均的な勤務医より勤務時間は長いでしょう。楽して稼いでいる開業医はいません。


夜は、江田駅の東急ストアで買った、ペットボトルに入ったボジョレヌーボーを飲みながら、自宅で夕食。

P.S. ここまでがボジョレヌーボーを飲みながら昨夜書いた原稿。

ここからが、今朝の追伸。

税理士事務所の方は、別に高級車を買えと言っているわけではありません。

医師募集広告に出ている年収と同じ額で満足している私の、開業動機が分らないのでしょう。

税理士さんは私の年収を1円の単位まで知っておられるわけですから。