帝王切開手術は無罪
Soffioでのランチの後は、嶮山でテニスを2セット。
その後クリニックに行き、郵便物のチェックをし、事務長はお隣の整形外科へ。
私は、茅ヶ崎東~南緑道~のちめ不動~北緑道~山崎公園~荏田農協。
自宅に帰ったのは6時半。大野産婦人科事件は無罪との判決が出た、と夕刊で知りました。
7時からのNHKニュースではオリンピックの話題のあとで、一般のニュースの中では最初に取り上げていましたが、オリンピック期間中でもあり、あまり報道に多くの時間は割いていませんでした。
クーパーでの剥離を途中で止めるべきだったか、が争点のひとつでしたが、無罪判決。
出血している最中に「そこは攻めるな!子宮摘出にかかれ!」と、手術場で意見するのならとにかく、
患者死亡という結果を受けて、「お前の手術は常識はずれだ」みたいな批判をされては、
教科書に書いてないことはやらない、といった萎縮医療が蔓延してしまいます。
昨日の判決では、剥離を継続した事は誤りとは言えないとされました。
この判決で医療崩壊の勢いが少し止まってくれるとよいのですが。
一般の方が抱く医師像は、どんな時間帯であれ、どんなに疲れていても、設備も医薬品も足りなくても、患者のために持てる力をすべて出して、
そして必ず助けてくれる、医龍の坂口君のような医者でしょう。
でもまあ、私が警察官に期待する姿は、自分の危険を顧みず国民の命を守ってくれる、
先生に期待する姿は、受け持ちの不良生徒を更正させるために暴力団とも戦ってくれる、
というものですから、実際にその職場で働いている人と、傍から見ている人とのギャップは大きいのでしょうね。
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