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飽和した土曜外来対策


亜沙郎先生の昨日のブログで取り上げていただいた二俣川ドライブ、県立がんセンター、西部病院だけでなく、実はドクターMのクリニックの前も通りました。

10時半頃でしょうか、駐車場はいっぱい、駐車場待ちの車もいっぱいでした。「アップアップの日曜診療」とのことですが、横浜そごうに行く気力が残っているのはすごいです。

昨日は不遜にも待たせる医者になったなどと書いたせいか、がらがらでした。

でも、土曜外来は飽和しており、遠方からのセカンドオピニオン希望の方が土曜日に来られないよう、なんとかしないといけなくなってきています。

開業医は経営者でもありますから、目標はより多くの患者さんに来院してもらうことです。

そのために駅看板も出していますし、このブログもSEO目的なわけです。

亜沙郎先生は患者さんが増えると器械を買わなければならないし、スタッフも増やさなければならない、とぼやいておられましたが、

私の2.5倍の広さを確保されているわけですから、患者さんが増えれば、そのスペースを有効利用すべく、投資すべきでしょう(無責任なコンサル棒屋の意見)。

私のところは、すべての患者さんに話をする時も処置する時も検査(超音波、採血)する時もすべて私が患者さんの前にいるわけで、

リハビリ中やレーザー脱毛中は他のスタッフが見ていてくれる、というわけではありません。

つまり、当院の商品は私の時間だけなのです。

診察室をもう一つ作って医者を雇う、という選択肢があれば、今後も患者さんを増やす努力を続けるのでしょうが、

第2診察室のスペースはないし、医者に給料を払えるほどの医院にするというと、マクシミリアンスタイルとはまったく戦略が違ってきます。

当院の唯一の商品である私の時間を有効に使うには、やはり遠方からのセカンドオピニオン希望の方を平日の5時ごろにいらしていただくようにしなければなりません。

で、手始めとして、このページを大幅書き換えしました。

「55歳の横浜の開業医です。皮膚科も見るため夏は水虫・あせもで大変混雑します。」

「Q&Aのページは何年もかかって作ったもので、診察室ではゆっくりお話はできません。 」

などと書き加えました。

遠方から大きな期待を持って来院された人に、「当院でも今のクリニックと同じことしかできない」と説明したときの、落胆した顔を見ると、

当院が特別な治療をしていない事を明確に書いておかないといけない、という意味もあります。

土曜日に遠方からの初診患者さんが来られると、問診表の住所を見ただけで構えてしまいます。

土曜日だけでも一人泌尿器科医を雇って、私は皮膚科の患者さんだけを診る、ということが出来れば、

「土曜日にもセカンドオピニオン希望をお受けします。ただし、土曜日の泌尿器科担当は〇〇大学の〇〇先生です。」

とできて一気に難問解決なのですが、それはできないので、ホームページをいろいろ書き換えようと思っています。
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