泌尿器科医・木村明の日記

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。

モーゲージ債と赤サンゴ


投機目的に買うなら赤サンゴより菊を。

今すごく関心があること。通貨はいくら発行してよいのか? 答えは知りません。でも、日記ネタがないので、今日はこれ。

日銀が円を増刷することを発表してから円安が進んでいますが、ドルは信用できるんでしょうか。 FRBが保有している資産にモーゲージ債というのがあります。

サブプライムローンの破綻でリーマンは倒産。

AIGまで倒産しかけましたが、ここでFRB(アメリカの中央銀行)が動いて、紙くずになりかけている不動産担保証券(モーゲージ債:数学者が金融工学で発明)を買い取ったんだ(?)と思うんです。

紙くず(モーゲージ債=利子がもらえない債権)を担保に発行されたドル紙幣を信用できるのか?

ユーロもギリシャやスペインの問題がまだ解決していないし。

かと言って、中国や韓国やロシアの紙幣を保有しようと考える人は、少ないみたいだし。

中国の金持ちも人民元を信用していないから、赤サンゴを投機目的に買っているんですよね。

投機目的に美しい菊を買ってくれないかなあ。

2014年11月6日