腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。
そして昨日は3回目。そして最終回。
昨日のメーカーの主力製品はアルファ1遮断薬。
アルファ1遮断薬がc線維やAδ線維を抑えている(犬のリンク)とのデータも出始め、過活動膀胱治療薬と似た作用があることも明らかになってきました。
「夜間頻尿を訴える高齢男性にエコーも残尿測定(猫のリンク)もやらずに、内科医が安心して処方できるのはアルファ1遮断薬まで。」
「それで効果がなければ、残尿測定をやってからなら抗コリン剤も追加してOKだけど、残尿測定しないのなら泌尿器科に紹介してください。」
と内科医に話してください、とお願いしてきました。
MRさんの役目は薬剤の適正使用を医者に説明することですが、製薬メーカーに雇われているわけですから、自社製品に関しては「使わないでください」より、「使ってください」と医者に説明する方が多いわけです。
なので同じ話を抗コリン剤のメーカーの社員に話しても無駄です。
「抗コリン剤は処方しないで泌尿器科に紹介してください」、
なんて内科医に言ってくれるはずがありませんから。
そんな良心的なMRさんは業績が営業所内最下位になってしまいます。
パワポの操作ずいぶん慣れました。でも今度パワポを使うのは何年後だろう。
たぶんまた使い方を忘れているでしょうね。