腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。
1月25日(月)は北部病院西棟講堂で心臓血管カテーテル室との連携勉強会。
うっ血性心不全治療 症例から学んだこと、と題して、カテーテル室の助教が講演されました。
橋本病に伴う心囊粘液腫による心不全の症例報告でした。
スワンガンツカテーテルで測る肺動脈楔入圧など、久々に聞く話。
そんなことを習ったことがあるなあ、というだけで、 いろんな検査が登場しましたが、鑑別診断にどう役立ったのかは理解できませんでした。
最初に共催メーカーによる、PCI(経皮冠動脈インターベンション)後に投与する、 抗血小板薬2剤併用についてのエビデンスの話もありました。
その期間をどれくらいにするかについてはまだコンセンサスができていない、 というのが、勉強になりました。
抗血小板薬や抗凝固剤を飲んでいて肉眼的血尿になった人に、 主治医に休薬して良いか聞いてください、 というと結構簡単にOKが出るので、血栓起こす心配ないの? なんて思っていましたので。
それと、二つの薬の名前を覚えられたのも収穫。
お薬手帳でこの薬を見ても、もう今日の治療薬を引く必要がなくなりました。
弁当を食べながら講演を聞いて、情報交換会無しで解散。
アルコール無しなので車で参加できるのが便利。
地下駐車場へのエレベーターの中で内科の先生たちに、 3月2日の泌尿器科医会は肺高血圧なので参加して下さい、とお願いしておきました。