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泌尿器科医・木村明の日記(2016年1月31日)

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。


第183回横浜北部消化器研究会(ノーザンGI)@青葉区医師会

肥満者のインシュリン抵抗性はMRスペクトロスコピーで測った肝内中性脂肪と相関


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1月27日(第4水曜日)は青葉区医師会で、第183回横浜北部消化器研究会でした。

ほぼ毎月第4水曜日に青葉区医師会で開かれる会。

一旦帰宅して、妻に車で送ってもらいます。

この会を今後、ノーザンGI(北の胃腸)と呼ぶことにします。

北部消化器では、北部病院の消化器センターの会かと妻が思うかもしれないので。

車で送ってもらわないと、懇親会でビールが飲めないので。

最初に共催メーカーによるDPP-4阻害剤が微量アルブミン尿を減らすという海外データの紹介。

今回のテーマは「肥満」で講師は川崎市の大学病院の助教。

4月から青葉区の総合病院に赴任されるそうです。

ノーザンGIでも年に1回は糖尿病をテーマにするのだそうです。

肥満者のインシュリン抵抗性はMRスペクトロスコピーで測った肝内中性脂肪と一番相関するとのことでした。

MRスペクトロスコピー。

私は大学に籍を置いている頃は画像診断屋でしたので、MRスペクトロスコピーの原理は知っているつもり。

でも、臨床研究に使用されている話を聞いたのは今回が初めてでした。

血糖が上がるに従い、尿中に糖が漏れるようになりますが、 若年者ほど低い血糖値で尿糖がプラスになるというデータに違和感を感じたので質問。

「グルコーストランスポーターが年を取るほど尿細管で増えるとは思えない。

糸球体濾過量が減って、糖が尿に漏れなくなるからですか。」

Good questionとは、言ってもらえませんでした。

懇親会で隣の席になったあざみ野で開業しているN先生は、講師の大学の先輩でした。

「さっきの質問ですが、糖尿病の罹病期間が長いと尿糖は段々出なくなるんです。

だから、尿糖は診断にも、治療効果判定にも使えないんです。」

と教えてくださいました。

183回も続いているノーザンGI。

最初の幹事のK先生は100回やって、今の幹事のA先生に交代。A先生は2代目。

「あと17回やったら、交代してほしい。」とA先生はおっしゃっていました。

気持ちわかります。

私は第8回都筑区泌尿器科医会のセッティングだけで、もうお腹いっぱいです。


第4水曜日に青葉区医師会で第8回都筑区泌尿器科医会