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泌尿器科医・木村明の日記(2016年6月23日)

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。


グリーソングレード勉強会@ベイシェラトン

グリーソンスコア6の一部がグリーソンスコア7になる、それに伴い、監視療法の対象もグリーソンスコア7に広げられる。


6月20日(月)はベイシェラトンで前立腺がん勉強会。

月曜日でしたが、講師と座長の名前を見て、参加することにしました。

メインテーマはグリーソングレードの新分類について。

グリーソングレード(グリーソンパターン)とグリーソンスコアの関係を短く書くのは難しいので別のページで。

以下はテイクホームメッセージの中の、3分の1だけ。

グリーソンスコア6の一部がグリーソンスコア7になる、それに伴い、監視療法の対象もグリーソンスコア7に広げられる、といった内容でした。

臨床病期とPSAとグリーソンスコアで予後不良例が予想できるようになったこと、そういう例には最初から抗がん剤を投与すべきかも、といった話も聞きました。

残念だったのは、スライド下4分の1が前の人の影になって見えなかったこと。

ベイシェラトンにも天井が低い部屋があるんですね。

知りませんでした。

キャメロットではいつもスライド下が見えないので、しっかり勉強したいときは最前列に座りますが、ベイシェラトンでは初めて経験しました。

180日持つ注射薬の話も聞きました。

懇親会では座長を務めた先生に、私が紹介した患者さんの病名(持続xxx起症)は正しかったと教えてもらえました。

月曜日だったので、中締めまで残らず帰宅。

講師が帰られた後で、座長より前。


講師グリーソンスコア