泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。

喘息のお勉強


難治症例には、生物学的製剤(なんとかマブ)が使われる時代になったみたいでした。

先月の自宅近くの学術講演会。

7月と同じ講師による喘息のお話。

有名な病気なのに、意外と治療を理解していないことに気づきました。

若いころ当直のバイトをしていると、喘息発作の人が来ましたが、何の薬を吸入してもらっていたのか、すっかり忘れました。

今回の講演では、UCC(Unexplained chronic cough)という病名が印象に残りました。

咽頭の神経が敏感になっている場合には、リリカの仲間が有効とのこと。

私は、漢方薬の半夏厚朴湯が効きそうだなあ、と思っていたら、講師もちゃんと紹介していました。

難治症例には、生物学的製剤(なんとかマブ)が使われる時代になったみたいでした。

カリキュラムコード: P: H: L: D:332 A:0 T:1 S:39661745

2016年11月14日