泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。

オンライン資格確認


オンライン資格確認のための作業。

昨日、夏休み初日はクリニックに出勤。

PHCメディコムに委託された業者によるオンライン資格確認開始のための作業に付き合いました。

近いうちに当院でもマイナンバーカードによる資格確認が可能になります。

オンライン資格確認とか、顔認証とか、いろんな呼び方がありますが、

当院での略は「オン資」にします。

先日、電子処方箋の説明動画を見たとき、

厚労省の役人が「オンシ」を繰り返していたので。

オンライン請求、オンライン診療など、オンラインがつく単語が増えてきたので、

オンライン資格確認は「オン資」です。

2022年8月12日

オンライン資格確認

「医療機関等の窓口におけるオンライン資格確認等システムによる 照会の取扱いに関する疑義解釈資料」が医師会からメールで届きました。

以下原文。

「歴月に1 度以上、『マイナンバーカードによる電子資格確認』または『保険証の提示』が行われている」ことなどを条件として、受診の都度に「マイナンバーカード  による電子資格確認、保険証の提示」を患者に求めず、「医療機関等で管理している被保険者番号等をもとにオンライン資格確認等システムに照会し、当該患者の医療保険加入資格が有効であると確認する」運用を暫定的に認める。

(歴月のすべての受診等において保険医療機関等が発行した診察券等の提示のみを求め、オンライン資格確認等システムへの照会をもって受給資格の確認を行ったとする運用は不適切とする。)

つまり、保険証の確認は今まで通り月1回でいいですよ。

マイナ保険証での顔認証も月1回でOKです。

クリニックのレセコンにすでに入力済みの被保険者番号でオンライン資格確認は可能だけど、

月に1度はマイナ受付か保険証確認してね、

です。

暫定的に認めるっていうのはまた変わるのかな。

2024年5月3日

オン資のアカウント

ベンダーから5月14日に配信された

「オンライン資格確認等のシステムのアカウント管理」

昨日事務長が印刷してきましたが、よく理解できないとのこと。

私も読みましたが、

アカウントの種類には、管理者用、窓口職員用、医師等有資格者用がある、

など初耳の情報から始まり、すべてをしっかり読む意欲がなくなりました。

そういうお知らせが届いていたことが分かるように、日記に書いておこう。

頑張ってダウンロードした資料は、

自宅パソコン>ドキュメント>PDFに本日の日付で。

2024年5月16日

医療情報取得加算と3つの同意

5月までのシステム基盤整備加算が、

6月から医療情報取得加算に変わりました。

そしてその加算には4種類あって、

患者さんが診療情報等の取得に同意したら、

安いほうに置き換えるようになっています。

手術情報・薬剤情報・特定健診情報

のすべてに同意した時だけ置き換えるみたい。

ところが若い人で特定健診を受けない世代には、

特定健診情報閲覧に同意するかの質問が出ません。

そのため、3つすべてに同意していないことになり、

加算が高いほうのまま。

手入力で修正が必要です。

2024年6月4日

40歳以下にも3つの同意

昨日、ベンダーから、資格確認関連のソフトのバージョンアップが配信。

40歳以下の人にも健診情報の閲覧を許可する同意も求めるようになりました。

これで利用者みんなに3つの同意を得ることになり、

資格確認システムのアルゴリズムと整合性が取れました。

40歳以下は2つでいいとアルゴリズムを書き換えるのは手間なんでしょう。

2024年6月25日

スマホ保険証のカードリーダーはAmazonビジネスで

スマートフォンに搭載されたマイナンバーカードの電子証明書を利用するオンライン資格確認に必要な汎用カードリーダー等の購入費用の一部をお上が補助してくれるのですが、

補助を受けるためには、ECサイト(Amazonビジネス)の販売専用ページで、

保険医療機関等のみが使用できる電子クーポンにより、

補助額を差し引いた価格で購入する必要があります。

対象商品は、カードリーダーのほか、

資格確認端末に接続するためのUSBケーブルやUSBハブの有無、

USBケーブルの長さによって金額が変わります。

セット購入額の2分の1

補助限度額:0.7万円

Amazonビジネスアカウントを作るのに手間取っています。

個人のアカウントとは別に作っていたつもりですが、

ビジネス用のパスワードを考えて打ち込んだら、

050で始まる番号に電話しろという警告がアマゾンのトップページに表示されてビビりました。

怖いので電話しませんでしたが、

アカウントのyahooメールには、

「誰かがアカウントにサインインしました。」

「誰かがお客様のアカウントサービスのパスワードをリセットしようとしています。」

「Amazon.co.jp をご利用いただき、ありがとうございます。 お客様のリクエストに沿って、パスワードを再設定いたしましたのでお知らせします。」

と続けざまに3つのメールが届いていました。

このメールに気づかないうちに、事件は過ぎ去り、

どうも、個人のアカウントのパスワードを書き替えただけで済んだみたい。

7000円の補助をもらうのも大変だあ。

2025年9月6日

Amazonビジネスアカウント出来た。

9月13日にAmazonビジネスアカウント作れました。

簡単でした。

1週間放っておいたのは、アップルIDの復旧を優先したためです。

同時進行すると、私の頭の中で混線するかもしれないから。

2025年9月13日

資格確認端末なしのクリニックは

当院のマイナ保険証を読み取るカードリーダーは、レセコンに接続されています。

カードリーダーアプリはレセコンにインストールされています。

このアプリをバージョンアップしてくれるのはベンダです。

スマホ保険証に対応できるのは、ベンダの対応待ちです。

オンライン資格確認専用のパソコン(資格確認端末)をレセコンとは別にしているクリニックは、

アプリのアップデートは、ベンダを通さず、支払基金のサーバーから届くみたいです。

衛星放送を見るのに、別売りのチューナーを買うか、

チューナー内蔵のテレビを買うか、の違いみたいなものです。

2025年9月14日

当院のスマホ保険証対応は目視

「スマホ保険証」による受診が19日から始まりました。

ただし、スマホ保険証を読み取る機器が設置された医療機関はまだ20%だそうです。

隣のあすなろ整形は設置済みですが、当院はまだ。

スマホ保険証だけを持って受診した場合、

窓口で混乱が起きる恐れがあるため、

厚生労働省は機器がない医療機関に、

スマホの画面を職員が目視して資格確認する「アナログ」な運用を認めました。

通知では、スマホ保険証が利用できない場合、

その場でスマホから専用アプリ「マイナポータル」にログインし、

保険の資格情報画面を窓口に示し、

目視で確認を受ければ保険診療が受けられます。

事前にスマホにマイナ保険証の搭載手続きを済ませておかないと、

「マイナポータル」にはログインできません(マイナカードが必要)のでご注意を。

2025年9月26日

Amazonビジネスでスマホ保険証のカードリーダー

「スマホ保険証」に対応できるアプリがベンダから配信されました。

Amazonビジネスにスマホ保険証用のカードリーダーを注文しました。

半額が国から補助されるので、4700円でした。

届くのは1か月後です。

幸い、スマホで受付したいとおっしゃる患者さんはまだお一人もいらっしゃいません。

2025年10月31日