木村泌尿器皮膚科

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癌再発の1年程前に「アルツハイマー」も発病しております。


Q. 82歳の伯父の手術について、ご意見を伺えればと思います。 当人、60歳の頃、癌摘出手術を受けております。その後、5年程前から頻尿・排尿難になり受診したところ、前立腺癌と診断され「カソデックス」を服用し、月に一度腹部への注射を受けておりました。尿量的には、普通に出ていたと思います。 昨年11月に40度の熱発による痙攣を起こし、入院。腎盂腎炎を起こしていたと言う事です。 その時尿管結石もあり、前立腺も尿管側に腫れていて管を圧迫し、尿が腎臓に膿のように溜まっていたと言う事でした。

睾丸

今は、尿管に管を通し、さらにバルーンを使って流れを保っている状態です。長々と状態を書きましたが、今の状態を緩和するため、9月に癌切除・睾丸摘出手術を受るのですが、82歳と言う高齢、身の回りのことは介助が必要で、ましてや半分は寝たきり状態です。そのような現状で手術に耐えられるのか心配です。 担当のDrには、十分な信頼を持ってはいるのですが・・・私は、説明もきちんと受け、手術の必要性も理解しているつもりですが、当の本人の判断能力が乏しい事に悩んでおります。また、癌再発の1年程前に「アルツハイマー」も発病しております。 病状に関する直接的な相談ではなく申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。

前立腺を内視鏡で切除

A.睾丸摘出手術は簡単な手術です。癌切除というのも前立腺を丸ごととる手術ではなく、排尿できるように前立腺の内側を内視鏡で削り取るだけの手術のことだと思います

Q.お忙しい中、ありがとうございました。 手術自体は簡単な物なのですね。少し安心しました。 あとは、本人が手術に絶えうるよう体力をつけるよう食事に気をつけたいと思います。 本当にありがとうございました。 暑さ厳しき折、お体ご自愛下さいませ。