木村泌尿器皮膚科

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数値の下がり方は他のHP上の患者の事例と比較しても極端


以下はある方からのメールです。
私の義父(70歳)は数年前より夏頃に血尿が出るため、診察を受けていましたが原因がはっきりせず、今年の検査で前立腺癌と判定されました。

6/29のPA11.42PAP4.0、その後睾丸の摘出と抗ガン剤の1回目の投与により10/12のPA0.56PAP0.8となりました。



抗ガン剤の副作用があり、3回の予定の投与の2回目の投与を様子を見ている状態です。

この数値の下がり方は他のHP上の患者の事例と比較しても極端なのですが、問題はないのでしょうか。

今後はこの数値が維持されないといけないのでしょうか。

また2、3回目の投与はしたほうが良いのでしょうか。


ご返事

 治療開始3ヶ月後には正常化する人の方が多いと思います。



11月9日に最初にお便りしましたものについての早速のお返事ありがとうございました。

さて、その後の経過ですが、抗ガン剤の1回目の投与後、自宅療養で毎日ホルモン剤を飲んでいましたが、2ケ月後に動悸・息切れがあまりにひどいため、血液検査したところ、GOT・GTPとも約300KU/ml程度あり急性肝炎と診断され即日入院しました。

薬を飲んだところ、その数値が下がりましたが、2,3日の間、肺に激痛があったものの医者が原因がわからない間に肺炎(毎日黒い痰を吐くが、その中に菌がないため処置の判断ができないとのこと。)を併発し、本日まで10日以上高熱が続いています。

医者も座薬を打つだけで処置できない様子に見えます。

このまま、このような状態を続けていても良いのでしょうか。

患者の家族として、その医者への接し方(私としてはその医者に不信感があります。)をどうしたらよいのでしょうか。


ご返事

サンデージャポン

 どんな治療にも副作用はあります。肝炎、間質性肺炎は稀にですが、前立腺癌治療薬でも起こります。

このサイトの内容が、主治医への不信感を増幅させる結果になることは、私の本意ではありませんので、この後のことは,私にではなく、担当医に聞いて下さい。