木村泌尿器皮膚科

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睾丸の摘出手術を受けた事で本人はだいぶ落ち込んでいる


Q. 沖縄県在住の31歳の主婦です。
昨年末から、不調を訴えていた主人の父から先日、本人が「前立腺がん」である旨を、聞かされました。

父

最初は正直なところ聞かされた私も大変びっくりしました。
 病気がどのくらい進行していて、あとどのくらい今のような生活が続けていられるなど・・・。
義父は、義母との二人暮しです。
 毎食、食事も質素なもので済ましているようです。(家が近い事もあって、最近は私達家族の食事を多めに作って一品、2品ですが届けるようにしていますが・・)半年前、睾丸の摘出手術を受けた事で本人はだいぶ落ち込んでいるように見えます。
 一日の生活の流れは、7時前に起床して朝食のあと、お昼前まで家の屋敷内の庭掃除をして、昼食。午後は2時ごろまで、体を休めさらに残った部分の庭掃除。
4時ごろから、唯一の楽しみでやっているゲートボールの準備をして、近くの公園で2時間ほどそれを楽しんでいます。
 先日の会話の中で、術後薬を飲んでいるせいもあって体毛がほとんど抜けてしまったそうです。
ホルモン副作用

ホルモン剤の投与で、自身の体が女性のように変化していく現状がとてもつらいようです。
一緒に居住している、妻(ここでは私の義理の母)には、辛くあたってばかりで見ている私の方としても、正直どう対処していけばいいのかわかりません。
 自分自身の病気と真正面に向かい合う義父と、辛くあたられる義母。
次第に、二人の気持ちまでもが離れてきています。
義母の愚痴を聞いては、「二人きりの家族なのに・・」と思うばかりです。
 義父の主治医の方からどういう話があったのかは、具体的には聞いていませんが、この病気について少しでも知識が得られたらと思い、このホームページにアクセスした次第です。
 摘出後、朝晩1日2回のホルモン剤服用と、月1度の定期検診を受けています。
義父の年齢は72歳。
口にはださないけど、「主人に頼んだ車の購入も2年持てば十分だから・・」等、本人は、この2~3年のうちに、どうにかなってしまうという不安な日々を過ごしているようです。
これを機に、主人は両親との同居を本格的に考え始めています。
 病んだ今の状態、孫3人も含めて同居する事で義父の気持ちも明るくなってくれるのなら、それに越した事はないのですが・・。
今のままでは、それぞれが孤立して今っている両親の事が心配です。
 睾丸を摘出した事で、命に別状はないといえるのでしょうか?



A.できればPSAが手術前後でどう変わったのか教えてください。