膀胱炎
診断
診断は、尿検査と尿中細菌培養でつけられます。
これらの検査を受ける時には採尿法に注意が必要です.ではじめからの尿をコップに採ると、腟の白血球や細菌が混じり、膀胱炎と誤診され、その治療ということで、むやみに抗生物質をのまされることになります。正しい尿の採り方は中間尿といって,出始めの尿はコップに取らずに便器に流してしまい,中間の尿(厳密には尿を途中で止めたりしないで,飛び続けている尿線にさっとコップを差しだして中間の尿を採るのが理想)だけをコップに採ります.
中間尿もしくはカテーテルで採った尿の中に、顕微鏡で一視野十以上の白血球が見られ、尿培養でも大腸菌などの腸内細菌が生えてくれば、膀胱炎と診断されます。