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再燃前立腺癌勉強会@崎陽軒本店


昨日は診療終了後、第25回神奈川県前立腺腫瘍研究会に出席。

もうすぐ前立腺癌にも使用できるようになる抗癌剤(ドセタキセル・タキソテール)の使用経験についての発表と講演。

ドセタキセル自体は数年前から乳がんなどではすでに使用されている薬。

点滴薬で、白血球減少などの副作用が強い薬。開業医が使うのは難しい薬です。

ホルモン療法が無効になったとき期待される薬ですが、

PSAが上昇し始めただけでまだ何も症状がないうちに使う薬なのか、

骨転移などによる症状が出てから使う薬なのか、

まだこれから経験を積んでいく必要のある薬のようです。

開業医の参加者は多くはありませんでした。

数人見かけましたが、講演が終わったら帰られたみたいで、懇親会の席では勤務医の先生達と懇親してきました。

崎陽軒に行ったのだからしっかりシュウマイを食べよう、という根性がメタボを呼ぶのでしょうか?

一般演題と講演との間の休みにはあい先生と懇親(懇親会の前に帰られたようです)。

「6月の新患300人はすごいですね」とお話したら、

「日曜診療すれば患者さんは増えますよ。やられたらどうですか?」とのことでした。

「いや、もう土曜日の診療時間も5時間ではなく、3時間にしたいぐらい。混みすぎる外来は疲れます。」とお答えしました。

患者さんが増えると、診療時間を増やす医者と、疲れるので診療時間を短くしようとする医者がいます。

Boys, be hungry!

食べ物に関してではなく、仕事に関してもっとハングリーにならなければ、とは思っているのです。

勤務医時代と違い、開業してからは、患者さんが多いほどうれしいのですが、皮膚科の夏の土曜日の、9時15分(掃除が終わり次第診療開始)から15時まで休みなし、は疲れます。
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