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Ability,Affinity,AvailabilityそしてAmenity


Ability 能力があること
Affinity 親しみやすいこと
Availability いつでも利用できること
の3つのAが、よい医者の条件、とどこかで聞いた気がします。
Ability 治療する能力があること
Affinity ていねいに説明できること
がなければ、開業医が成功しないのは当然ですが、これに加え、
Availability 夜間・日曜も対応してくれること
が新規参入してくる医者には要求されます。
さらに最近は
Amenity 待合室の快適さ
も求められる時代になってきたようです。ドクターMは待合室に新兵器を入れて、待ち時間退屈させない工夫をされています。昨日内覧会でお邪魔したたまプラーザの皮膚科は、水溜りの飛び石を通って行く(もちろんエレバーターで直接行く事もできます)凝った内装でしたし、トイレは赤ちゃんを連れたままはいれるぐらい広く取ってありました。
開業すると、勤務医時代よりも、順番を待っている患者さんのことが気になるようになるようです。医者であると同時に責任者であるあるわけですから当然です。勤務医時代は、午後は入院患者さんの診療をしなければなりませんから、午前中に外来を終わらせようと急いで診療していましたが、待合室の雰囲気は気になりませんでした。検査室の能率の悪さなど、私の管轄外の要因が待ち時間の大きな原因になっていたからです。
開業した今は、待合室がいっぱいだと、ペースを上げてしまいます。そのまま、最後まで待合室がいっぱいなことはないので、そんなに急ぐ必要はないのですが。
「待ちたくない人はどうぞお帰り下さい」スタンスの勤務医時代の方が、患者さんの訴えをちゃんと聞いていたのではないかと、思うこともあります。

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