link to top page



コマーシャルセックスワーカーなどとの交渉の後


「性病危惧を訴える患者への検査と説明」というのが、開業しても学会活動を続ける医者が分担執筆を依頼されたテーマのひとつ目
今日はテニスクラブでも、ゲームをしていないときは、どんな構成にして、原稿用紙6枚分を埋めるかを考えていました。皆とはちょっと離れたところで「私に話しかけないで」モードで考えました。
その結果、以下の骨格は完成。

性病危惧を訴えて泌尿器科を受診する患者には
1.感染の機会があり、その後何らかの症状がある場合
2.コマーシャルセックスワーカーなどとの交渉の後、無症状だが性病を心配している場合
とがある。
1の場合については、症状ごとに、淋菌性尿道炎・非淋菌性尿道炎・梅毒・性器ヘルペス・尖圭コンジローマ・毛じらみなどにつき説明する。
2.の場合については、健診に相当するので、問診・視診以上の検査は、保険診療ではなく、私費診療になる事をまず説明する。
特にHIV感染症を心配している場合は、保健所を訪れるよう薦める。保健所では無料・匿名で検査を行っている。その際には、HIV抗体が陽性になるのは、感染の機会から3-4週間後である事を告げる。

ではこれから、肉付けしますので、今日のブログはここまで。

[戻る]
link to Kimura's HP