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泌尿器科医・木村明の日記(2015年5月19日)

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。


重粒子講演会@ベイシェラトン

神奈川県立がんセンターで重粒子線治療が始まります。

土曜日はベイシェラトンで横浜市泌尿器科医会。

神奈川県立がんセンターでこの秋重粒子線の装置が稼働するそうです。

千葉の放医研の重粒子の責任者による講演を1時間聞きました。

重粒子は体に侵入後、あらかじめ定められた距離の場所で自爆。

陽子も自爆するが、軽いので(これは私の解釈)体の中を進むうち多少左右に曲がるが、 重粒子はまっすぐ進んで、目的地で自爆。

重粒子が崩壊(自爆)した場所より後ろ(例えば前立腺の後ろの直腸)にはまったく危害なし。

重粒子線治療は外照射ですが、外から小線源を前立腺に(犬のリンク)植え込んでいるイメージです。

放射線は通り道すべてに同じ危害を加えます。 なので回転照射で、前立腺に線量を集中させる必要があります。

懇親会ではTVKに半年前に出演(猫のリンク)した先生とか、ザルティアをファーストチョイスで使っているという先生とかと 有意義な懇親が出来ました。

前回の反省から、私からは決して話を中断せず、相手の先生が去るまでお話。

でも2回目に食事を取りに行ったらほとんど売り切れてました。

面白いテーマだったので参加者多数でしたので食事が売り切れるのも早かった。

懇親と食べ放題は両立しない!