腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。
水曜夜は青葉区医師会で開かれた消化器勉強会に参加。
テーマは機能性ディスペプシア。
私が理解したのでは、従来使われていた"慢性胃炎"という病名から、
ヘリコバクター・ピロリを除菌すれば治る病気と、
プロトンポンプインヒビターが有効な逆流性食道炎を、
引いた残りが、機能性ディスペプシア。
ドクターショッピングも多い病気とのこと。
慢性疼痛症候群は消化器内科にもあったんだ、
と変な所に感心しました。
”慢性前立腺炎”から、
細菌性前立腺炎と、
抗コリン剤が効く過活動膀胱を、
除いて残った慢性骨盤疼痛症候群が、
ドクターショッピングしているのと同じでした。
機能性ディスペプシアに適応をとったアコファイドは、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤。
ウブレチドもアリセプトもアセチルコリンエステラーゼ阻害剤ですが、作用部位が違うのでしょうか。
循環器だけでなく消化器でもアセチルコリンは主役です。
そしてたぶん呼吸器でも。