腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。
メニューの3番目のB2B(基礎研究の臨床応用)の6個の動画のうち、1番目の、
B2B: Bench-to-Bedside Uro-Oncology: GU Cancers Triad Meeting - Bladder Cancerを視聴。
膀胱全摘をロボットでやるか、開腹でやるかのディベート。
ランダム化比較試験がないので、ディベートは無理との前置きをして、
まずロボット派は出血量は少なくなる、手術時間は長くなる。
開腹側の意見を述べさせられる医師は、今の話を聞くと開腹を支持するのは難しくなったが、
断端陽性率は、触診できる開腹のほうが良い結果の傾向あり。
膀胱全摘後の化学療法はシスプラチン。
免疫チェックポイント阻害剤を加えると、
癌なし生存は改善するが、全生存率では有意差なし。
上部尿路上皮がんでも有意差なし。
豊かでない発展途上国では免疫チェックポイント阻害剤は使う意義はなさそう。
症例検討でのパネリストはモロッコとインド。
2千ドルする免疫チェックポイント阻害剤を使うのか?
腎機能が正常なら、シスプラチン。
2025年3月12日