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PSA値が低くても癌の可能性はあるのでしょうか？
Q.61歳の男性です。昨年9月に人間ドックの触診で要精密検査といわれました。
その後、かかりつけの国立病院で再度触診、エコー、MRI等の検査を受けました。
双方の先生方は確かに、触診では表面がスムースでなく、固い場所がある。また少し前立腺が萎縮しているようだとのことでした。
PSA値は低く（0.5、0.7、1.2）、エコー、MRIでもはっきりした診断は出ず、しかし
何かがあるとのことで、生検を勧められました。
私としては、生検を受けるつもりではありますが、PSA値が低くても癌の可能性はあるのでしょうか？また生検には危険はないのでしょうか？（針を刺すとき、かなり痛いとも聞いていますが）
申し遅れましたが、排尿等の自覚症状は特にありません。
なお、25年前ぐらいに、セミノーマで睾丸を切除、放射線治療を行ないました。
お忙しいところ、よろしくお願いいたします。
A.前立腺癌のスクリーニング検査には、PSA、触診、エコーの３つがあります。頻度は非常に少ないですが、触診だけが異常で前立腺癌が発見されることもあります。前立腺癌が発見される可能性は低いと思いますが、生検を受けておかれれば安心でしょう。麻酔方法によってはかなり痛い場合もありますが、危険な検査ではありません。