超音波医学会専門医。腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意です。 膀胱炎・尿道炎・男子不妊症では、院長自身が顕微鏡検査(尿・精液)を行います。 ここは、院長ブログの原稿倉庫です。
先週土曜日は横浜ベイシェラトンで、 前立腺肥大症勉強会でした。
28階のマンハッタンルームは狭い部屋で、 聴衆は20人ぐらいでしょうか。
主催関係者に、呼ぶ人を厳選したのか尋ねたところ、 4~6階の大きい会場が確保できないことが判明したので、 案内を中止したんだそうです。
苦肉の策でマンハッタンルームに。 最上階に勉強会ができる場所があるのがわかったのはラッキー。 早めに出席の返事をして正解でした。
夜間多尿の原因の一つに睡眠時無呼吸症候群があるとか、 近日発売のザルティアについてとか、 実践的なお話を聞きました。
懇親会になって、講師の先生と名刺交換に行こうとしたら、 私の名前、 そして私が現東大教授と同級生だということも、 知っておられました。
東大出身だと、腐っても鯛。
私の講演「泌尿器科開業のマーケティングとマネジメント」をDVDで見て下さったのだそうです。 「あんな話を聞いたのは初めだ。」と誉めていただきました。 大変光栄でした。
私の講演の内容は大したことないですが、落語で勉強した話の運び方が良かったのかもしれません。
この写真は横浜ベイシェラトンではなく、自宅で撮ったものです。 講師の先生を思い出すためのキーワードが写っています。
最後に、主催メーカーはザルティアではありません。
2014年4月7日の院長ブログ原稿
睡眠時無呼吸症候群では、気道が舌根で塞がれているため、
肺に空気が入らず、胸腔内が陰圧になり、
その分心臓に下半身からの血液が多く吸い込まれます。
そうすると、利尿ホルモンが分泌されて夜間多尿になるのです。
2021年8月1日
青葉区医師会泌尿器科医会合同学術講演会が、
2023年1月26日(水)19時30分から21時まで
青葉区医師会館とWEBでハイブリッド開催されました。
内容は夜間頻尿に関する講義。
講師は藤が丘の教授。
過活動膀胱に対するβ3と、
夜間多尿に対する抗利尿ホルモンの解説でした。
2023年1月29日
「Urology Expert Web Seminar」というタイトルのWeb講演会が2021年11月17日(水) 19時から催されたので、自宅で視聴しました。
内容は夜間多尿に関する講義。
藤が丘の教授が座長で、北部の助教が講師。
この先生による夜間多尿の講義は、すでに2度聞いていますが、再度拝聴しました。
最初は都筑区泌尿器科医会学術講演会。
2度目はFUF。
それ以外にもM3のオンデマンド配信でも。
今回は横浜市泌尿器科医会主催でした。
青葉区・都筑区以外の泌尿器科医も視聴したのかなあ。
Zoomでの配信でしたが、参加者人数は表示されていませんでした。
実は同じ時間に藤が丘の皮膚科教授が座長で、北部の皮膚科准教授が講師の乾癬Zoom講演会も。
同じメアドで参加登録していたので、同時視聴はできず、
北部病院のお二人がおしゃべりになる時間帯に切り替えていました。
2021年11月18日
「夜間多尿の診断と治療」というタイトルのWeb講演会が10月17日(木) 19時から催されたので、自宅で視聴しました。
男性における夜間多尿による夜間頻尿治療薬として「ミニリンメルトOD錠25µg・50µg」が最近発売されました。
ミニリンメルトOD錠120μgはすでに数年前から、夜尿症治療剤として処方されています。
添付文書の効能又は効果に関連する注意の項には、
本剤投与は、以下の精査及び治療等を行った上でも、夜間多尿指数(24時間の尿排出量に対する夜間の尿排出量の割合)が33%以上、且つ夜間排尿回数が2回以上の場合にのみ考慮すること。
と書かれています。
処方前に必要な精査・治療、とは、
夜間頻尿の原因が夜間多尿のみによることを確認し、
夜間多尿の原因となる疾患(高血圧症、糖尿病、心不全、腎不全、肝胆道疾患、睡眠時無呼吸症候群など)があることに留意し、
本剤投与前に血圧測定、心電図、血液・尿検査等の臨床検査や問診等を実施すること。
飲水制限などの生活指導及び行動療法を行うこと。
と書いてあります。
内科を標榜していない当院には、ミニリンメルトの処方はハードルが高いです。
2019年10月18日
2020年10月20日は帰宅後、夜間多尿治療薬、ミニリンメルトのWebinerを視聴。
2020年10月21日
2021年1月号の日泌雑誌が昨日届きました。
昭和大学横浜市北部病院の先生たちが書いた論文
「夜間多尿による夜間頻尿に対する低用量デスモプレシンによる初期治療経験」
が載っていました。
でも日泌雑誌に印刷されているのは要旨だけ。
続きは、日泌ホームページからリンクされた日泌雑誌のPDFで読んでね、とのことでした。
読み終わったら削除します。
明日のWEBでの都筑区泌尿器科医会に向けての予習です。
2021年1月26日
2021年1月27日、都筑区医師会館 2階会議室で都筑区泌尿器科医会学術講演会が開催されました。
座 長: 昭和大学横浜市北部病院 泌尿器科 教授 冨士 幸蔵 先生
演題2:「夜間多尿による夜間頻尿の薬物治療」
講 師: 昭和大学横浜市北部病院 泌尿器科 林 圭一郎 先生
内容はミニリンメルト投与の対象になる病態と、
会場には、都筑区泌尿器科医会会長と座長・講師の先生と聴衆が2人。
Zoomでの参加が私を含めて12人でした。
私は当初、閉会挨拶という役目があり、会場参加のつもりでしたが、
緊急事態宣言を受け、Zoom参加に変更。
7日目と1か月目にナトリウムの測定が必要なので、
測定結果がその日にはわからない当院では処方は困難でした。
低ナトリウム血症の副作用で中止になるのは4週間までで、
その後は安全に処方できるとのことでしたので、
北部病院からの逆紹介は受けられるかな、
と感じました。
2021年1月28日