腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。
先日、健康福祉局医療安全課から、電話をいただきました。
横浜市では、平成16年7月20日に、患者・住民からの医療に関する相談等に中立的な立場から対応し、相談者が自主的に問題解決できるよう助言を行うとともに、患者・住民と医療機関等との信頼関係を構築していくことを目的に「医療安全相談窓口」を健康福祉局医療安全課に設置しました。
電話番号は045-671-3500。月曜日から金曜日(祝日・年末年始の休庁日を除く)午前8時45分~午後5時15分(昼休みも受け付けます。)
平たく言うと、患者さんからの苦情受付窓口です。
当院を受診した患者さんが、その窓口に電話されたようです。
「横浜市・川崎市以外の方の転院はお勧めしません」と説明した件で、苦情の相談だったようですので、
前立腺炎か、真性包茎の手術の方でしょう。
前立腺炎については、このページに、
アメリカ泌尿器科学会の権威は、前立腺炎を一つの原因で説明するのは不可能とし、左の図の6つの要因を挙げました。
当院に来られる方は、抗生物質、セルニルトン、ハルナール、ベシケアなどを処方され、改善しなかった人たちです。
つまり、うつ・神経痛・筋緊張という要因の人たちの割合が増え、精神科・神経内科・ペインクリニックとの対診が必要な場合が増えます。
対診を行う医師同士は顔見知りであるほうがよいので、自宅近くで主治医を見つけることをお薦めします。
を新たに付け加えました。
真性包茎の手術を横浜市の方に限らせていただいている件は、
ここに詳しく書いているので、これ以上書き加える必要はないでしょう。
昨日は、朝7時45分から10時半までと、午後4時から5時半まで、嶮山スポーツガーデンで合計4セット。
昼間は、Dr.Nickelの雪の結晶仮説を翻訳していました。
前立腺炎の方が、遠方からいらしても当院では特別な治療はできませんよ、というのが、訳した目的ですが、
前立腺炎に関するコンテンツばかりが充実して、墓穴を掘っているのかもしれません。
2010年8月23日