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特定健診物語①


東都電気が横浜市都筑ふれあいの丘区医師会と契約



東京都芝浦区に本社を置く東都電気が、社員の特定健診のアウトソーシング先として、芝浦区医師会に続き、横浜市都筑ふれあいの丘区医師会(以下都筑区医師会)と契約すると発表した。

都筑市都筑ふれあいの丘区に大きな社宅があるのと、都筑区医師会が健診データをオンラインで東都電気本社の健康管理室に報告する事を確約したためだ。

東都電気は、芝浦区医師会だけとの契約では家族の受診率を国が求める45%にまで上げられないと判断した。

一方、都筑区医師会も、企業の特定健診のアウトソーシング先に指名されるべく、オンライン報告のシステム作りをブレーンを中心に半年前から準備を開始していた。

都筑区医師会ブレーンは、電子カルテのプロ。自身の電子カルテが何度も炎上するも、1日で回復させた経験を持つ。最初、この事業のまとめ役を依頼されたとき、同氏は固辞した。

「医師会会員個々のパソコンに対するスタンスが違いすぎる」ので、まとめるのは不可能、というのが固辞した理由。しかし、会員の能力を熟知している人こそ、底上げの任務にふさわしい、と任命された。

ブレーンを中心にしたプロジェクトで、早期にオンライン報告体制を築いた都筑区医師会、他の企業からも問い合わせが多いそうだ。

それまで医師会に入会していなかった医師も、東都電気との契約に魅力を感じたのか、同医師会入会への申し込みも増加しているそうだ。

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