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都筑区泌尿器科医会発足

過活動膀胱のガイドラインには前立腺体積の計測は含まれていません


今週土曜日は、横浜市医師会主催の勉強会過活動膀胱について7分間の発表です。原稿を今日中に用意する予定です。

いつも薬屋さん主催の会で聞かされる過活動膀胱についての講義と基本的に同じ内容でしゃべる、と先日の飲み会りつ先生に話したら、「一度は専門医にリファーしてください。」という一言を付け加えてください、と注文を付けられました。

過活動膀胱治療薬を売っている薬屋さんからすれば、検尿と残尿測定だけで過活動膀胱と診断をつけて内科医にも処方してほしいわけで、講演会ではその路線に沿った話が繰り返されます。

今回はりつ先生の提案に従い、

なお、高齢男性に検尿と残尿測定だけで抗コリン薬を処方すると尿閉になることはあります。先程のガイドラインには前立腺体積の計測は含まれていませんでしたが、やはり高齢男性の場合は、一度は泌尿器科にコンサルトしていただくのが安全であろうことを申し添えさせていただいて、私の講演を終えます。

という一言を付け加えます。

同じ日にりつ先生から、都筑区泌尿器科医会を二人で立ち上げることも提案を受けました。月曜日に書類を医師会に届けました。来月の理事会で承認されれば、都筑区泌尿器科医会発足です。

りつ先生は、平成1年の入局。体育会系の雰囲気に変わった医局でおろおろしていた私は新人のりつ先生にいろいろ助けてもらいました。

最近発行されたフレバンにはりつ先生の研修医時代の写真が。あの頃の記憶が蘇ります。平成1年の頃、東大の泌尿器科医局を支えていたのは、りつ先生達なのです。

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