登場人物=character=性格
今日は、
続・亜沙郎物語の書評です。
私が勉強中の
特定健康診査(企業がその社員と家族のメタボを管理する)の延長のような話で楽しいです。
ただ、第1部までは登場人物が少なくてよかったのですが、第2部で初めて登場する「S社の担当者」を何故か、第1部に出てきた「口を開いたことが無い一人の若い委員」と同じ人物だと思ってしまいました。
それで、S社の担当者は悪者だと思っていたら、悪さをする巨大組織から独立した善良な技術者だった、と判明すると、元に戻って読み直さなければならなくなりました。
新たな人物を登場させるときは、何か特徴を持たせなければならないのだなあ、と思いました。だから小説では「下から見上げるようなその視線には・・・」みたいな描写に時間をとって一見無駄なような気がしますが、これによって新たな登場人物のイメージを読者に持たせることができるのだなあ、と昨日気づきました。
この画像は
亜沙郎先生のサイトの
asobi.gifを表示させていただいています。亜沙郎先生、また新しいポスターありがとうございます。私はハリポタ(今ここに表示されているのはハリポタ、でもこれは炎のゴブレット?)は最初に映画を見ましたので、
本を読んでいる時はあの俳優たちの顔しか浮かびませんでした。
映画を先に見ると登場人物のイメージはすでに出来上がっています。あと、挿絵があるのも助かりますね。
亜沙郎先生、登場人物の風貌が思い浮かべられるような記述(もしくは挿絵)を続編ではお願いします。
2007年10月10日の院長ブログ原稿
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