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水虫のウソとホント@新横浜国際ホテル


昨日は新横浜国際ホテルでノバルティスファーマ主催の水虫の勉強会。ヤンセンファーマDermaフォーラム2007と同じく、製薬メーカー主催の勉強会はMRさんが持ってくるパンフレットの繰り返しの事が多いのですが、講師が、爪白癬の話になると必ず出てくる有名教授なので参加しました。参加者は、横浜北部の皮膚科開業医で参加者は10数人程度。この有名教授、実は私の同級生なのですが、皮膚科学会では雲の上の存在で、総会などの懇親会では彼は偉い先生達に囲まれているため、話ができないのですが、昨日の懇親会では、水虫薬についての個人レッスン(壇上でしゃべるのと違う内容)を受けたり、勤務医と開業医それぞれのぼやき、とかゆっくり話ができました。白ワインを4-5杯はお替わりしましたから30分ぐらいでしょうか?
昨年の神奈川皮膚科医会で、「電子カルテを入れると、1時間に20人の診察が精一杯。紙カルテだと、1時間に30人は見られる。」と言っておられた先生も来られていました。夏場は180人、冬は120人患者さんが見えるそうです。1時間に30人(一人2分)見るには、電子カルテならBeschreiberを置く(ドクターMはもうそのシステムができているそうです)のは当然ですが、診察室も2つあって医者が両方を往復するようにしないと、患者さんが支度を終えて退出されるのを待っていては無理なのではないでしょうか?
鷺沼のドクターKのクリニックの内覧会は7月1日。この日は神奈川皮膚科医会もありますが、診察室や処置室の構造など、ちょっと見学させてもらおうかな、と思っています。初日の予約はもういっぱいとのこと、順調な滑り出しになりそうですね。
木村明の日記
2007年6月21日

ネイリン発売1周年講演会@キャメロット


ネイリンという爪水虫の内服薬が発売されてから、もう1年。イトリゾール・ラミシールという内服薬の時代は終わったと思っていました。

ネイリンという爪水虫の内服薬が発売されてから、もう1年ですね。

1年前にはこの名前の薬が発売されることを知りませんでした。

クレナフィン・ルコナックという爪水虫に有効な外用薬が発売されてから、

イトリゾール・ラミシールという内服薬の時代は終わったと思っていました。

そうではなかったのですね。

ネイリンは肝機能異常の副作用が少ないので、血液検査は必須ではないとのことでした。

3か月処方でお終い、というのも使いやすそうです。

この薬の名前を教えて下さったのは、私が北部病院に紹介した患者さん。

木村先生、処方してもらえますか?、と聞かれ、名前も知らなかったので、保留とさせていただきました。

今回、皮膚科の標榜を止めた私にも、何故か案内が届いたので、参加しました。

これからは、いいとも!、です。

でも、北部病院からの逆紹介に限らせていただきます。

初診患者さんには、まずはクレナフィン・ルコナックを処方します。

2019年6月2日


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