腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。
男性皮膚科に標榜変更し、老人・女性・小児の皮膚疾患に対応できないことを宣言して11ヶ月。
11月までの当院の収入の集計で、前年割れは確実となりました。
でも自分が得意な分野に特化してやって行くしかない。
この道しかないんです。
地域包括ケアの概念のもと、高齢者は24時間対応できるかかりつけ医が何でもみる体制に変わっていきます。
高血圧・糖尿病・脂質異常・認知症を持っている高齢者の排尿トラブルは、地域包括診療料を算定している病院が包括して見ることになるでしょう。
私は夜起こされるのに弱い。真夜中、病院からの電話で起こされるのが苦痛で開業したんです。
なので、当院が在宅療養支援診療所に変身することはありえません。 地域包括診療料を算定できるクリニックにはなれません。
当院が生き残る道は、ネットで当院を見つけてちょっと遠くからでも来てくださる方を対象にすること。 院長自らエコー検査を行い、丁寧に説明。
他院よりも優位な分野で頑張ること。 しかもそれを予約制ではなく、時間内ならいつでも受け付けること。
説明の時間をゆっくり取れるよう、インフルエンザの予防接種や難病の診療からは撤退です。
今日は税理士さんの今年最後の訪問日。
2014年12月17日