〒224-0032 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央51-1 木村泌尿器皮膚科

泌尿器科医・木村明の日記(2015年12月11日)

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。


糖尿病講演会@青葉区医師会

認知症を考慮した高齢者糖尿病の治療。今年最後の勉強会。


最近は昼休みに手術予定は入っておりません。

なので、毎日緑道ジョギングしてランチはラーメン。

先週金曜は南緑道を時計回りに一周し、 魁力屋に行ったのですが、待ち行列が。

なのでパチンコ屋の三階のラーメンチェーン店へ。

前回のタンメンはいまいちだったので、
温玉旨辛ラーメンにしてみましたが、
トッピングしたとろみのあんが冷たくて、
スープもぬるくなっていました。

温泉玉子を略して温玉。
冷蔵していても温玉、嘘偽りはありませんが。

水曜の昼はジョギング後に院長室で日清ラ王にしてみました。

ラ王は麺にコシがあり美味しいですが、生卵しかトッピングしていないとちょっとわびしい。

やはりインスタントラーメンは非常食。毎日食べるものではありません。

そしてお腹を減らして、夜は青葉区医師会へ。

今年最後の勉強会のテーマは糖尿病。

SGLT2とか DDP4とかはやっと覚えましたが、それ以外にも知らない略号がいっぱい。

例えばIADLとか、GLT-1とか。

糖尿病薬の一般名、商品名、さらにはおおざっぱな分類(SUとか)も知らない私には、
通じないところもありましたが、勉強になる話もいっぱいでした。

懇親会で講師(豊島区方面)にIADLとは、インストラメント ADLだと教えてもらいました。

つまり道具(電話とかお金)を使えるかどうかが認知症の鑑別になるということでした。

確かに道具を使えなくなったら、人間ではなく動物ですから。

GLT-1という注射薬は糖尿病にも使えるらしいのですが
それが 海馬を刺激して認知症を進行を遅らせる直接作用があるという話もありました。

認知機能を低下させないためには、中年ではやせたほうが良いが、
高齢者ではやせない方がよい、とのことでした。

中年と高齢者の境は75歳とのこと。

私はまだ、やせる努力が必要な歳でした。

最後のまとめは、
認知症を伴う高齢者糖尿病ではHbA1cの目標値を8位にしておいた方が、
低血糖発作を起こさずに済むというような話でした。


青葉区医師会SGLT2