腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。
今年、医薬分業に関する大きな規制緩和が決まりました。
もともと医薬分業は、医者が患者を薬づけにして薬価差益で儲けようというのを防ぐため。
でも、クリニックと薬局が実質同一経営だったら、医薬分業になりません。
クリニックの患者が、実質同一経営の院外薬局に集中しないよう、
クリニックと薬局が同じ建物の場合には、一度公道に出る構造にしておけ、
という決まりがありました。
同じ建物内を雨にぬれずに移動してはいけなかったのです。
なので、当ビルの入り口には、クリニックに行くエレベーターホールと薬局メディクスの間には、バリアがありました。
これを取っ払ってもよいことになったのです。
薬局メディクスの親会社の行動は早かった。
金曜昼に、看板を動かす説明に来たと思ったら、土曜午後から月曜朝までの間に、もう工事が終わっていました。
バスターミナルには3つ目の調剤薬局ができるので、薬局メディクスも必死です。
うちのビルは薬局メディクスの親会社がプロデュースしたもの。
医者が匿名で書き込む掲示板で、「薬局のために開業させられた医者たち」などと揶揄される医療モールです。