腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。
第4水曜日は半年ぶりにノーザンGIに参加。
テーマは酸分泌抑制薬を巡る諸問題と新たな展開。
1時間の講演は、盛りだくさんの内容。
参加者は消化器内科医がほとんど。
私は、逆流性食道炎でタケプロンを飲んでいる患者にすぎないので、ついて行ける部分はわずか。
FDA(アメリカの厚労省)はPPI(プロトン ポンプ インヒビター)の使いすぎを懸念し、PPIの合併症を盛んにキャンペーンしている、という部分をもう少し詳しく聞きたかったです。
胃酸は細菌を殺す役目もあるので、PPIを飲み続けていると、腸炎や肺炎を起こしやすくなるという統計。
その統計への反論も出ているそうでした。
泌尿器科領域でも、FDAはPSA検診とかプロペシア・ザガーロとか、医療費高騰につながりそうなものに対してネガティブキャンペーンをしています。