腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。
先週金曜日は北部病院地域医療連携フォーラムに出席。
貧血のお話と肺癌検診のお話が30分ずつで、後は顔が見える地域連携、つまり懇親会。
都筑区医師会肺癌検診の約6年分の集計。
19161枚のレントゲン写真を読影し、要精査が1696(8.4%)。
そのうち北部病院で精査を受けたのは、730人。癌が見つかったのは21人。
これをどう評価するかは、受けなかった集団との比較が必要で、難しい。
21人も見つかった、というだけでは意義を主張できないわけです。
血液内科への紹介で一番多いのは、貧血なんだそうです。
私は白血病疑いが一番多いのかと思っていました。
鉄欠乏性貧血の話からスタート。
フェリチンが登場したところで、私の頭は国家試験の頃の記憶をたどる旅に出かけてしまいました。
私が参加した一番の目的は、泌尿器科ドクターとの懇親。
当院の患者さんで手術になった症例について教えてもらうのが最大のミッションでした。
目的は果たせました。
帰宅したのは10時半ごろでしたが、あまり飲まなかったので、翌日の土曜診療も辛くありませんでした。
2017年7月3日