泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。

YUC2018夏


HoLEPをマスターするために必要な経験数、ラーニングカーブについて。HoLEPは標準治療として生き残るのか?

水曜日はYUCでした。

横浜労災病院泌尿器科との病診連携会です。

横浜労災病院泌尿器科は千葉大学の関連病院です。

今回は千葉大学関連病院の中でも、早くからHoLEPに取り組まれてきたベテランの先生を講師にお迎えして、

主に、手技をマスターするために必要な経験数、ラーニングカーブについて詳しく教えていただきました。

ホルミニウムレーザーの出力が上がるなど、装置側も進歩しており、それも治療成績に影響しているようでした。

HoLEP講演会というと講演される先生方は限られます

今回はそのお一人がフロアから質問。

呼ばれて後輩の指導に行くこともあるが、技術を短時間で伝えるのは難しい、

HoLEPは標準治療として生き残るのか、

出力の高いレーザーが開発されれば、レーザー蒸散術(PVP,CVP?)に取って代わられるのではないか、

との質問。

こういうディスカッションを聞けるのが、web講演会との違いですね。勉強になりました。

2018年6月9日


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パイプカット手術の名医